非常に強い台風7号は、暴風域を伴いながら小笠原諸島・父島の東北東の海上をゆっくりと北に進んでいて、東日本や西日本では14日ごろから大荒れの天気になるとみられます。
台風7号は、11日午後3時には父島の東北東およそ80キロの海上を、ゆっくりとした速さで北へ進んでいると推定されます。
中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心から半径130キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっているとみられます。

今後の進路・14日ごろ東日本や西日本に接近のおそれ 大荒れの天気に
12日午前0時には、父島の北およそ110キロに達するものと見られます。
中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルが予想されます。
予報円の中心から半径190キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
また13日の午前9時には、父島の北西およそ400キロに位置し、中心の気圧は935ヘクトパスカルを維持、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルが予想されます。
予報円の中心から半径300キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
その後も強い勢力を維持したまま、時速10キロ程度のゆっくりとした速さで西から北に進み、14日の午前9時には、日本の南に達する見込みです。
台風の接近に伴って、東日本や西日本では14日ごろから大荒れの天気になるものとみられます。















