大井川の水の恩恵を受ける酒蔵が、世界最大のワイン品評会で「トロフィー」を受賞したことを6月8日、静岡県の川勝平太知事に報告しました。川勝知事は酒蔵の社長らを前に、大井川の水を守ると改めて宣言しました。

川勝知事を表敬訪問したのは、静岡県藤枝市岡部町の初亀醸造の橋本謹嗣社長と焼津市の磯自慢酒造の寺岡洋司社長です。2つの酒蔵は世界最大といわれるワインの品評会「インターナショナルワインチャレンジ2022」のSAKE部門でそれぞれ世界最高賞の「トロフィー」を受賞しました。

<川勝平太知事>
「静岡県の誇りということです。本当に良かった」

酒米の説明を受けるなど、最初はお酒の話で盛り上がっていた川勝知事ですが、今回、2つの酒蔵が大井川の水の恩恵を受けていることもあり、話は徐々にリニア問題へと移っていきました。

<川勝平太知事>
「JR東海がごまかしてやっている。とんでもない形でルートが決まった。守りますから『水』を。本当に多くの人が水によって生きている」

<磯自慢酒造 寺岡洋司社長>
「環境がえらい破壊されますからね。環境を取り戻すことはできませんのでね」

川勝知事は6日、国土交通大臣に宛てた手紙を見せながら、大井川の水を守るという姿勢を改めて鮮明にした格好です。