元ベガルタ仙台FWで現在、宮城を拠点に活動する萬代宏樹さんが、小学生対象としたサッカー大会を開催し子供たちとの交流を通してサッカーの楽しさを伝えました。

9日からの2日間、東松島市で行われたサッカー大会、その名も萬代カップ。このイベントの発起人で自ら企画、運営を行ったのが元ベガルタ仙台の萬代宏樹さんです。

萬代宏樹さん:
「子どもたちの生き生きした目とかゴールをとった時の喜び具合いとか、それを見られるだけで嬉しい」

宮城で生まれ、かつてはベガルタのストライカーとして鳴らした萬代さん。現役引退後は、子供たちへのサッカー指導に携わり、今回、ある思いを込めて東北の小学生を対象とした大会を初めて本格開催しました。

萬代宏樹さん:
「自分自身、サッカーでは東北に育てられた思いが強いので、東北の子どもたちのために何かできないかを常に模索しながらやっていて、この大会がきっかけでプロを目指しましたとかそういう何かのきっかけになり、元プロ選手と触れ合うことでその思いが強くなれば最高です」

保護者も見守る中、それぞれのユニフォームを着て目いっぱいサッカーに打ち込んだ子供たち。夏休みの思い出の1つとなったようです。

参加した子ども:Q萬代さんの印象は?
「かっこよかったです。オーラが違います」

「今までにないゴールを決められて試合にも勝てて嬉しかったです」
萬代宏樹さん:
「今後も大会だけではなく個人的な活動として子どもへの指導など小さな喜びから子どもたちに与えていければいい」

萬代さんは今後も、サッカー大会を定期的に開催するなどして子供たちの交流の場を作っていきたい、話してました。