全日本中学生水の作文コンクールで農林水産大臣賞を受賞した仙台市内の中学生が10日、宮城県川崎町の釜房ダムで一日ダム管理所長に就任しました。
川崎町の釜房ダムの一日ダム管理所長を務めたのは、仙台市立郡山中学校の3年生辻井珠希さんで布宮明道所長から委嘱状が手渡されました。その後、巡視船に乗ってダム湖の水質調査を体験しました。

釜房ダムは高さ45.5メートルの多目的ダムで辻井さんは水面の様子や不審な物が浮いていないか確認しました。

一日ダム管理所長 辻井珠希さん:
「いろいろな人の力で水が飲めたり使えたりすることを忘れないで、明日からも水を大切に使おうと思いました」
また、気温12度の監査廊の内部で職員から施設の点検などについて説明を受けました。辻井さんは全日本中学生水の作文コンクールで、農林水産大臣賞を受賞したことを受け、一日管理所長を務めたもので、普段見ることのない施設や職員の仕事内容に感心した様子でした。