夏の甲子園、全国高校野球選手権大会5日目の10日、石川代表の星稜が2回戦に登場。準優勝に輝いた2019年以来、4年ぶりの初戦突破を目指し、長崎代表の創成館との初戦に臨みました。
アルプススタンドにもコロナ禍前の華やかな声援が戻った甲子園球場。星稜の先発はエースの武内。その立ち上がり、制球が定まらず、2アウト満塁から押し出しと暴投で2点を失います。
続く2回ウラ。またも1アウト満塁から押し出しで1点を失った武内は、ここでマウンドを降り、2年生のサウスポー・佐宗に後を託しますが、タイムリーを打たれるなど、さらに3点を失います。
1点を返したい星稜は迎えた6回表。星稜は1アウト満塁とすると、ここで5番・武内が犠牲フライを放ち、ようやく1点を返します。
5点を追う展開で迎えた最終回。星稜はノーアウト3塁でバッターは武内。左中間への2ランホームランで2点を返し、3点差に詰め寄ります。しかし反撃もここまで。序盤の失点が響いた星稜。3対6で創成館に敗れ、4年ぶりの初戦突破とはなりませんでした。
星稜 武内涼太選手
「最終的には6対3なんですけど、結局自分が6失点を招いたと思うので、悔いが残ったというか本当に悔しい気持ちが強い」