岡山市のバイオ企業・林原が来年(2024年)4月で社名変更することとなり、全社員が参加しての記者会見が開かれました。
(長瀬産業 上島宏之社長)「林原は、ナガセヴィータとして、新たなスタートを切らさせていただきます」
2012年に長瀬産業に買収され100%子会社となった林原が、来年の4月1日、社名をナガセヴィータに変更すると発表しました。
会場には、会社が変わっていくことを社の内外にオープンにしたいとの思いから林原の全社員が集まりました。
(林原 安場直樹社長)「新しいナガセヴィータは、より未来に向けて力強く成長していく。これがナガセヴィータです」
会見で、林原の安場社長は、林原のDNAを失わず世界に向けて挑戦していく決意を示しました。一方で、親会社の長瀬産業の上島社長は、社名変更には、時間が必要だったと語りました。
(長瀬産業 上島宏之社長)「社名を変更することはなかなか決断できなかった。林原の文化と長瀬の文化が融合する形で、やっとこの機を迎えられたかなと思っています。」
また林原美術館の名称については来年4月の社名変更以降も変わらずに使用するということです。