エサ代の高騰などで苦しむ畜産農家を支援しようと、宮城県庁で仙台牛の販売会が開かれました。

「全国規模の品評会で優勝した牛肉を本日をお持ちしています」

県庁で開かれた販売会には、7月、東京で行われた品評会で優勝した栗原市産仙台牛のステーキなどが並びました。

この販売会は、牛のエサとなる配合飼料の高騰などによって厳しい経営を強いられている畜産農家を支援しようと企画されたものです。ステーキは250グラム3000円と市価より2割ほど安く購入できるということで県職員らが買い求めていました。

購入した人:
「安いと思いますし、チャンピオン牛だったので買えないですよね~。息子の誕生日なのでステーキで食べたいと思います」

県畜産課 佐藤浩子技術主査:
「宮城が誇る仙台牛をたくさん食べて畜産農家を応援してほしい」

仙台牛は、物価高の影響もありスーパーなどでは、販売が減少しているということです。県では、引き続き販売会を開きたいとしています。