長野県や塩尻市と民間が連携した木質バイオマス発電事業の中核となっている、松本市の征矢野建材(そやのけんざい)が民事再生法の適用を申請しました。

塩尻市片丘で2020年に稼働し、県などが進める事業を担う「ソヤノウッドパワー発電所」は、製材工場から出る端材などを燃やして発電する施設で、征矢野建材が燃料の調達を行っていました。
民間の調査会社によりますと、征矢野建材は、発電所事業に伴う借入金の返済や全国的な木材不足によるコストの上昇などから、経営が悪化していたということです。
地裁松本支部への民事再生法の申請は9日付けで会社は取材に対し「弁護士に一任しているためコメントは差し控える」としています。

負債額は約65億円で今年になってから県内で最大ということです。














