岡山県と岡山市が財政負担を巡り対立していた岡山市の新アリーナ構想、きょうの定例会見で、伊原木知事は今後市側との直接話し合いに前向きな姿勢を示しました。

きょう(10日)の知事会見で伊原木知事が述べたものです。

新アリーナは、岡山市が北区野田に建設を計画していて、これまで建設費用の一部負担を巡り県と市が対立していました。

こうした中、今月(8月)3日、岡山市の大森市長がトップ会談を行いたいと発言。伊原木知事はトップ会談には言及しなかったものの、副知事と副市長を交え話し合いの場を持つことには前向きな姿勢を示しました。

(伊原木隆太岡山県知事)「副知事、副市長の対談の中に私が入っていくのは一つの考え方ですね。ぜひいい形で意思疎通ができるようにいろいろな方策を考えていきたい」

一方、岡山市の大森市長はきょう(10日)の記者会見で…

(大森雅夫岡山市長)「行政の長としての責任、また政治家としての責任はお互いが果たしていくべきだと。今後市民県民のためにやっていくという道筋はついたのかなと思っています」

具体的な話し合いの時期については今後、協議を行い決めるということです。