富山維新の会は9日、次の衆議院議員選挙の富山1区について、元自民・富山県議の浅岡弘彦氏を擁立すると発表しました。

富山維新の会は9日夕方、会見を開き、次の衆院選の富山1区に元自民県議の浅岡弘彦氏を擁立すると発表しました。

浅岡氏は、2012年の県議選補選で初当選。県議を2期務めたあと、4年前の県議選で落選しています。

今回、自民から維新へ鞍替えし国政を目指します。

浅岡弘彦氏:「私は自民党が嫌いなわけではない。保守としてのベースはかぶっているところは十分ある。そこをベースとして基本的に議会改革、議員改革をやるというところと、子育て支援策を増税なしにやるというところが一番のアピールポイントだと思っています」

富山維新の会をめぐっては、2021年に富山1区から出馬し、比例復活で当選した現職の吉田豊史衆議院議員が2022年11月、維新を除名処分となりました。そのため、柴田巧参議院議員を中心に候補の擁立を模索してきました。

今後は富山2区と3区についても擁立を目指したいとしています。

衆院選富山1区をめぐっては、立憲民主の山登志浩氏と共産の青山了介氏がすでに出馬表明を行ったほか、現職2人の出馬が濃厚とみられてます。