長野県内のガソリン価格は、レギュラー、ハイオクとも前週より3円以上値上がりし、都道府県別での調査開始以来過去最高となりましたが、止まらない価格高騰にバス会社は頭を悩ませています。

アルピコ交通経営企画室・山岸達也(やまぎし・たつや)係長:
「高速バス事業は当社にとっても一番主力の事業。軽油価格はかなり大きく響いてくる」

松本市に本社を置くアルピコ交通では、およそ400台のバスに使う軽油のコストが2022年の同じ月より5パーセントほど上がっているということです。

現在、バス運賃の値上げは行っていないものの、ガソリン価格の高騰が続く状況に頭を悩ませています。

山岸達也係長:
「このまま値上がりが続くと非常に厳しい状況になってくる。高騰の動向や行政からの発信を引き続き注視していきたい」