台風7号は、小笠原近海をゆっくり西へ進んでいて、10日から12日ごろにかけて暴風域を伴いながら北上し、小笠原諸島に接近する見込みです。

台風7号は、9日午後3時には小笠原近海にあって、ゆっくりした速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の北東側560キロ以内と南西側330キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風7号・午後3時現在の位置

後の進路は…暴風域伴い北上

10日午前3時には、小笠原近海を中心とする半径55キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想されます。
予報円の中心から半径150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

10日午後3時時には、父島の南東約210キロを中心とする半径80キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルが予想されます。
予報円の中心から半径185キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

11日午後3時には、父島の東北東約80キロを中心とする半径155キロの円内に達し、強い台風になる見込みです。
中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。
予報円の中心から半径310キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

12日午後3時には、小笠原近海を中心とする半径220キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルが予想されます。
予報円の中心から半径390キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。