帰省などで長距離の移動が増えるお盆期間に、大きな痛手となりそうです。今週の宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり176円80銭と前の週と比べて4円20銭高くなり、8週連続の値上がりとなりました。176円を超えるのは、2008年以来15年ぶりです。
石油情報センターによりますと、7日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり176円80銭で、前の週に比べ4円20銭高くなり、8週連続の値上がりとなりました。

176円を超えるのは、2008年8月25日以来およそ15年ぶりです。
一方で、全国の平均価格は、前の週より3円60銭高い1リットルあたり180円30銭と、12週連続の値上がりとなりました。

石油情報センターによりますと、原油価格が値上がりしていることに加えて、政府が石油元売り会社に支給している補助金の補助率を段階的に引き下げていることが値上がりの主な要因です。

10日から補助率が40%に引き下げられるため、来週以降も値上がり傾向が続くとみています。
ところで、東北6県のレギュラーガソリンの平均小売り価格で、最も高かったのは山形県の186円70銭でした。一方、最も安かったのは岩手県の175円30銭で、全国最安値となっています。
