擦り減ったものは交換を 溝のあるタイヤで安全・安心のドライブを
(JAF大分支部ロードサービス隊・加藤隆雅班長)「特にこの時期はまだ使えるという感覚ではなく、より安全を優先していただいて、溝のあるタイヤで走行すると事故予防にもなる」

また、タイヤの使用限度を確認するだけでなく、バッテリーやエンジンオイルなどを目視で点検することが長距離運転の前には必要です。
(加藤隆雅班長)「お盆期間中は車の販売店や修理工場なども長期の休みに入るので、早めの点検や乗られる前に点検することをすすめています」
一方で、車内にも夏ならではのトラブルが…真夏の車内温度はエアコン停止から15分で40度以上に。熱中症の危険性が一気に高まります。エアコンをつけたままでも子どもやペットが誤って切ってしまうことがあるといいます。
小さい子どもを車内に1人にしない バッテリーの扱いにも注意を
(加藤隆雅班長)「小さい子供は大人が持っている鍵やエアコンスイッチを触りたがる。触るなと言ったら触ってしまい、自分の子どもも閉じ込められたこともあるので、油断せず時間も関係なくやめてほしい」

車内のトラブルはほかにも…高温になった車内に放置したモバイルバッテリーの映像ではバッテリーがゆっくりと膨らみ、白い煙が出た次の瞬間に爆発音とともに真っ赤な炎が上がりました。
モバイルバッテリーやスプレー缶などは熱の影響で破裂や発火することがあり、真夏の車内では使用や保管に注意が必要です。

(JAF大分支部ロードサービス隊加藤隆雅班長)「万が一のために私達はいますが、車のトラブルがない、家族みんなが笑顔で過ごせる夏を過ごしていただきたい」
厳しい暑さはまだ続く見込み。車で遠出をする際には、事前にしっかり安全対策を心がけ、トラブルのないドライブを楽しんで欲しいと思います。