新型コロナの規制緩和を受けて、帰省や行楽で長距離ドライブの機会が増えるこの時期、気になるのが車のトラブルです。JAFの救援出動に密着し、夏のドライブの注意点を探りました。
車に乗り込み救援に向かうのは、JAF大分支部ロードサービス隊の加藤隆雅さん。向かう先は大分市の美容室の駐車場。要請の内容は車のパンクです。
駐車場の段差に脱輪してパンク JAFに救援要請
(JAF大分支部ロードサービス隊・加藤隆雅班長)「段差に落ち込み、シルバーの車が駐車場の段差に引っかかっているような状況です」
女性が車を停めようとした際に、段差に気づかず脱輪、パンクしたとみられます。

(加藤隆雅班長)「応急的に開いている穴を処置してみます。穴がふさがればここから出られます」
身動きが取れなくなっていた車は一時的な処置を受けて、段差からの脱出に成功しました。加藤さんは車を牽引してガソリンスタンドに運びました。新型コロナの規制緩和で、4年ぶりに帰省や旅行の機会が増える今年の夏。そこで増えるのが車のトラブルです。
7月の救援要請は2701件 去年同月比較 +500件
県内でJAFに寄せられた救援要請は7月だけで2701件、去年の同じ時期と比べておよそ500件増えています。要請の4分の1近くがタイヤのパンクです。今度もタイヤのパンクによる救援要請が…女性が車に乗ろうとしたところ、タイヤがパンクしていたそうです。

(依頼者)「仕事に行こうと思ったらタイヤがパンクしていた。JAFに入って初めての依頼で対応も早かったので安心した」
長距離の車の運転を控え、知っておきたいパンクの防止法は…