8月8日はパチパチとそろばんをはじく音の語呂合わせで「そろばんの日」でした。そんな日に京都でそろばん日本一を決める大会が開かれ、優勝10回を誇るレジェンド、仙台市の土屋宏明さんが出場しました。
国立京都国際会館で開かれた国内最高峰のそろばん大会「全日本珠算選手権大会」。

仙台市でそろばん教室を経営する土屋宏明さんもゼッケン番号518番をつけ11回目の優勝を目指し出場しました。

土屋さんが出場したのは年齢制限がなく、まさにその年のそろばん日本一を決める個人総合競技です。600人のなかから順調に駒を進めた土屋さんに加え、小学6年生と中学3年生のあわせて3人が決勝に進みました。


土屋さんは去年この決勝で1問、ミスを犯し11回目の日本一を逃していて、今年はリベンジに燃えていました。土屋さんは目にも止まらぬスピードで問題を解いていきます。そして…。

見事、満点で決勝を制しました。日本一奪還です。
11回目の“そろばん日本一”に輝いた土屋宏明さん:
「もうなんて言えばいいかわからないんですけど、うれしいのと、頑張ってきて良かったなと。もう日本一は取れないかもしれないと思った時もあったんですけど、努力してきて良かったなと思います」

そろばん界のレジェンド土屋さんは去年のリベンジを果たし、計算力日本一の実力を証明しました。