山林を所有 船木幸一さん:
いいことだよ、いいことだと思った。やってみないとわからないけれど人が多く来れば村のためにもなるから。

活動は山林の活用だけにとどまりません。

8月3日、元ゲートボール場で行われたのは村内の小・中学生を対象としたマウンテンバイクの体験会です。

大野さん:
小菅村の子供たちは将来山林所有者になる子供たちも多い、マウンテンバイクをツールに村の子供たちに自分たちの山に対して意識・関心を持ってもらう。

大野さんらはマウンテンバイクをきっかけに山に興味を持ってもらうことで、将来的な林業の担い手確保にもつなげようとしているのです。

この体験会で基本を習得できた子どもたちは8月末にコースを走る予定です。

体験会の参加者:
最初のうちは怖かったけれど、体重移動とかテクニックを覚えていくうちに楽しくなってきた。山の中とか走る機会があれば山のことももっと知れるし、山を好きになるのでたくさん利用したい。

体験会の参加者:
自然ならではで出来るいいことだと思った。自分が住んでいる場所の物とかを使うとどのようなメリットがあるのかとかそういうところを考えてみたいと思った。

今後はコースを広げることも計画し、観光客向けのツアーなども組むことにしています。

大野さん:
95%の山を荷物として認識しているよりも未来を切り開く、村を活性化する可能性がある場所と認識するかはすごく違う、村だけでなく日本だけでなく世界に対してどのように自分たちの取り組みを拓いていくのか考えていけたらいい。