人口約600人の山梨県小菅村に、村で初めてとなるマウンテンバイクのコースが整備されました。

山林の活用と次世代の林業の担い手確保に向けた新たな取り組みが走り出しました。

小菅村の道の駅から約200m離れた山林です。

今年3月、村内で初めてとなるマウンテンバイクコースが整備されました。

村が進めるこのプロジェクトを担っているのが、神奈川県出身で10年前に県内に移住した大野航輔さんと地域おこし協力隊の沖園大樹さんです。

マウンテンバイクコースを整備 大野航輔さん:
非常に豊かな自然が広がっていて立派なヒノキもたくさんあるが、ほとんど活用されていない状況で林業もなかなか厳しい。何とか改善していくことができないか課題意識としてある。

小菅村地域おこし協力隊 沖園大樹さん:
こちらのコースはバンク(傾斜)一つ一つが手作り、板1枚1枚がこの森で間伐した木を基礎を作ってその上に並べていく、小菅の材を使ったバンク(傾斜)。

0.4haのコースに設置されている木製の傾斜や起伏。

この山林で間伐した木を村唯一の製材所で加工し、現場で組み立てました。