文部科学省は、主要国の自然科学に関する論文について継続調査を実施していますが、他の論文に引用されることの多い「注目度の高い論文数」で日本は初めて12位に転落しました。
調査は1982年に開始され、ウェブ・オブ・サイエンスという世界中の科学者の間で利用されているデータベースに掲載されている論文をもとに分析しています。
他の論文に引用されることの多い「注目度の高い論文」の数は日本は80年代は3位でしたが、90年代なかばに4位となり、2000年代になってからはさらに下がって2019年には10位となり、今回12位となりました。10位はスペイン、11位は韓国でした。韓国に抜かれたのは初めてです。
順位が下がった原因について文科省では、▼教員が研究にあてる時間の減少、▼博士課程の在学生の減少、▼外国へ留学する学生の減少などをあげています。日本の論文の総数は(減少傾向から)増加傾向に転じているものの、他国の方が論文数の伸びが大きいということです。
「注目度の高い論文」の1位は長年アメリカが占めて来ましたが、2019年に初めて中国が1位となり、今回(2020年)も1位でした。
さらに、引用回数上位10%の論文が、どの国の研究者の論文かについては、日本はイランに抜かれ過去最低の13位となりました。
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