日大アメフト部をめぐる薬物事件を受けて、永岡文部科学大臣は、きょうの会見で「事実の説明責任を果たして不祥事防止に向けた体制構築を求める」と述べました。

永岡文部科学大臣
「日本大学におきましては、警察の捜査への全面的な協力と、それから明らかになりました事実についての説明責任を果たすとともに、不祥事防止に向けた様々な取り組みや体制構築を適切に行っていただきたいと思っております」

日大アメフト部をめぐっては、東京・中野区にある日本大学アメリカンフットボール部の寮から覚醒剤の成分を含む錠剤と乾燥大麻が見つかり、部員の北畠成文容疑者が逮捕されています。

永岡文科大臣はきょうの会見で、日大に再発防止の対策を求めたうえで、大学が大学スポーツ協会に加盟しているかどうかにかかわらず、全ての大学に不祥事防止の対策を強く求めると述べました。