青森県沖で獲れたニタリクジラの生肉が8日朝、 で競りにかけられました。1キロあたり40万円の過去最高値をつけるものもあり、市場は活気づきました。

8日朝、仙台市中央卸売市場で競りにかけられたのは、ニタリクジラの生の赤肉1520キロと尾肉480キロです。

競りでは、口どけが良く脂がのった高級部位の尾肉が1キロあたり40万円と過去最高値を更新して競り落とされました。

市場関係者によりますと、クジラ肉の需要が高まっていることと、水揚げした捕鯨船が最後の操業でご祝儀相場となった事が最高値に繋がっということです。

40万円の最高値で競り落とした鈴力水産 山口清一社長:
「七夕もありまして、仙台に非常多くのお客様が来ていただいているので、美味しいものを提供したいなと思って頑張って買いました」

また、代表的な部位の赤肉は1キロあたり3000円から7000円で取り引きされました。競りにかけられたニタリクジラの生肉は、宮城県内のスーパーマーケットや飲食店などで販売されるということです。