台風6号の今後の動き、そして新たに発生する可能性のある台風についても、詳しくお伝えします。
台風6号“Uターン”で影響拡大 今後の動きは?
南波雅俊キャスター:
台風6号の今後の動き、そして新たに発生する可能性のある台風についても見ていきたいと思います。

まずは、8月5日(土)からの台風6号の動き、振り返っていきたいと思います。東に行った台風6号ですがまた戻ってきて、ずっと沖縄付近にいます。
広瀬駿 気象予報士:
今回の台風6号の特徴は「動きがゆっくりしている」ということ。なので、沖縄などに1週間ぐらい台風本体や周辺の雲がかかっていて、大雨が降り続いてしまったような状況になっています。

南波キャスター:
では実際に台風6号の被害を見ていきたいと思います。6日(日)には読谷村の一部地域に、警戒レベルの5段階の中で最も警戒レベルの高い「緊急安全確保」が発令されました。112世帯・271人が対象です。線状降水帯も発生しました。
そして停電は、8月1日、2日に台風が接近した影響ですが、一時、沖縄県内全域の最大21万戸、総戸数の約34%までが停電していました。7日午後4時現在では1980戸という状況です。
この停電により那覇市では断水が起きていて、6日から緊急給水を実施しています。中には1週間近く続いた世帯もあったということです。

交通にも台風の影響が出ました。那覇空港ターミナルビルでは1日、2日に続き、5日、6日と土日も全館閉館となりました。7日(月)に3日ぶりに再開しましたが、国内線の発着便は70便以上が欠航という状況です。