江戸時代から376年続く岡山県下三大踊りの一つ「備中たかはし松山踊り」が、来週14日から、コロナ禍前と同じ規模で行われます。その盛り上げにつながればと、吉備国際大学の留学生を対象にした体験会が開かれました。

体験会は、留学生にも踊りに参加してもらい、地域の盛り上げ役になってもらいたいと、吉備国際大学が開いたもので、インドネシアやスリランカなどからの留学生、約60人が参加しました。

「備中たかはし松山踊り」は、新型コロナの影響で2020年・21年は中止となり、去年(2022年)は規模を縮小して開催。今年(2023年)は、コロナ禍前と同じ規模で今月(8月)14日から3日間行われます。

体験会では、高梁市婦人協議会のメンバーが、盆踊りを構成する3つの踊りのうち、比較的覚えやすい2つを指導。留学生らは伝統の編み笠も被り、ユニークな踊りの動きを楽しんでいました。

(スリランカからの留学生(21))「楽しかったです。ダンスをすることと、浴衣を着ることです。出てみたい」

(高梁市婦人協議会 大久保正恵さん)「覚えがよくて素晴らしいなと思いました。ベリーグッドでした」

体験会に参加した留学生のうち希望者は、高梁市婦人協議会の踊り連とともに、14日の本番で踊る予定だということです。