7月の世界陸上オレゴン代表選考を兼ねた日本選手権(9日~11日、大坂・ヤンマースタジアム長居)に向け、都内で練習しているサニブラウン・アブデル・ハキーム(23)が7日、取材に応じた。

アメリカを拠点としているサニブラウンは2日に帰国。昨年の東京五輪以来の日本に「空港がめちゃくちゃ、楽になってた。帰国した瞬間、3時間も待たなくて良かったんで、超うれしかったですね」と笑顔を見せた。東京五輪ではケガの影響から本来の力が発揮できず予選敗退に終わっていた。


代表争いが激しい男子100m。日本選手権で世界陸上代表を勝ち取るには参加標準記録(10秒05)を突破し、3位以内に入ることが求められる。4月にアメリカ・フロリダ州で行われた記録会では10秒08をマークしていて「どんどん上がってきているので、結構調子はいいかなと思います」とサニブラウン。「去年は満身創痍だったんで、いけたらラッキーみたいな感じだった。今は100倍マシだと思いますね」と調子の良さを伺わせた。


取材に応じたこの日は3年前に当時の日本記録9秒97をマークした日でもあったが「タイムってよりはとりあえず勝って、しっかり(世界陸上)オレゴンを決めて、そっからかなって感じです」。2019年以来の優勝に照準を合わせた。