■プロ野球 DeNA 2-3 阪神(6日・横浜スタジアム)

3位・DeNAは今季5度目の同一カード3連敗を喫した。阪神に3タテを食らうのは今季3度目。1点差の接戦に敗れたチームは引き分けを挟んで4連敗。47勝47敗3分で貯金はついに0となり、自力優勝の可能性が消滅した。さらにこの日、4位巨人が勝利したため、順位が入れ替わりDeNAが4位に転落した。

今季16度目の先発・石田健大(30)は、5回2/3(93球)を投げ、5安打3失点(自責3)で6敗目。打線は1点差に迫るも、終盤のチャンスに凡退が続いた。

石田は2回、佐藤輝に四球を与えると、2死で梅野のタイムリーで先制点を奪われた。0-1のまま迎えた6回は、先頭・近本に二塁打を許し、2死で大山に四球を与えると、佐藤輝のタイムリー2ベースを浴び0-3。

打線は前半沈黙も3点を追う6回、代打・桑原将志(30)、関根大気(28)のヒットで1死一・二塁とすると、宮﨑敏郎(34)は見逃し三振も、牧秀悟(25)のレフトへのタイムリー、ソト(34)のタイムリー内野安打で1点差に迫った。

7回は浜地に対し、先頭・大和(35)がヒット、伊藤光(34)がバントするも浜地のエラーで無死二・三塁に。ここで桑原が空振り三振、そして佐野恵太(28)に代打・楠本泰史(28)が送られるが遊飛、続く関根が空振り三振で同点に追いつけず。

8回は宮﨑のヒットと牧の四球で無死一・二塁としたが、ソトが中飛、代打・蝦名達夫(25)が空振り三振、大和も中飛に倒れた。9回は雨が強く降る中、1死で桑原が死球で出塁するも、楠本が二飛でバットを叩きつける。最後は関根が捕邪飛でゲームセット。