ただ、ボランティアとして登録するための手続きや派遣先の調整に3日ほど必要となり、すぐに活動できないもどかしさを感じたそうです。


消防団のサポーターとして事前に登録していれば、支援が求められたときに、すぐに応えられることがメリットだといいます。


キャプテンで岡山県倉敷市出身の福家健太さんは、高校3年生だった当時、倉敷市真備町の被害を目の当たりにしました。


岡山・倉敷市出身 福家健太キャプテン
「実際に被災された家に行って、濡れたたたみを重かったんですけど、出して、被災された家の方から本当に助かったと言葉をいただけたのが、本当にやっててよかったなと」


「消防団サポーター」として、ふだんから地域の防災訓練などに参加し、地域との連携を強化することで、支援が必要なときにすぐに力になりたいと考えています。

福家健太さん
「(災害が)ないのが一番いいとは思うけど、いつ、何が起こるかわからない状況で困る方が出てくると思う。少しでも経大野球部として、いち人間として、少しでも多くの方に喜んでもらえるように手助けできたら」


広島市消防局では今後、「消防団サポーター」を市内8区のそれぞれに30ずつ配置できるよう登録者を増やしていきたい考えです。