新潟県妙高市の妙高山で5日、登山道から男性が滑落するのが目撃され、警察などが6日から捜索を計画していましたが、男性は自力で下山し無事だったことが分かりました。

警察によりますと、男性が滑落するのが目撃されたのは、妙高山の「クサリ場」付近です。5日午後4時ごろ、妙高山から下山した人から、「午後1時ごろから2時ごろまでの間、頂上から下山途中に、前を歩いていた登山者が斜面に落ちるのを見た」と連絡があり、警察と消防は6日早朝から捜索救助活動を始める予定でした。

しかし、5日午後10時半ごろ、滑落した男性から「妙高山のクサリ場より山頂付近で登山道から滑落しましたが、無事、登山道に自力で戻り、下山しました」と、警察に連絡があったということです。男性にけがはありませんでした。
男性は下山後、インターネットのニュースで自分が捜索予定となっているのではないかと気づき、警察に連絡したということです。
男性は40代で、1人で登山していました。