イギリスのロックバンド「クイーン」のボーカルだったフレディ・マーキュリーさんの遺品がオークションにかけられるのを前に、ロンドンで一般公開されています。

競売大手「サザビーズ」のギャラリーで公開されているのは、フレディさんがコンサートで着用した王冠や衣装のほか、クイーンの代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」の手書きの歌詞などです。

イギリスのBBCによりますと、遺品は1991年にフレディさんが亡くなった後、ロンドンの自宅に残されていましたが、管理していた親友のメアリー・オースティンさんが「身辺整理するために手放すことにした」ということです。

オークションの目玉の一つは、数々のヒット作を作曲する際に使ったグランドピアノで、最高で300万ポンド、およそ5億4000万円の値が付くと予想されています。

フレディさんは親日家としても知られ、日本の美術品も数多く出品されます。

一般公開は無料で来月5日まで行われます。