連日の猛暑が野菜の生育にも影響を及ぼしています。宮城県内ではキュウリなどの野菜に高温障害が出始めていて、農家は今後の収穫を懸念しています。
変形キュウリ
登米市米山町で野菜を栽培している久保泰宏さん。気温の高い日が続いている今年は、ハウス栽培のキュウリにある異変が出ていると話します。

久保園芸 久保泰宏さん:
「これなんかも高温障害の典型的なもので、頭がでかくてお尻が小さい」
ハウス内の温度は例年は35度程度ですが、今年は毎日40度以上に。夜も気温が下がらずキュウリに高温障害が起きているのです。

本来、まっすぐ育つキュウリは、曲がり太さも均一になりません。
久保園芸 久保泰宏さん:
「3割はクルンとしたキュウリが出てきた。キュウリが疲れてきたこともあるのかと思う。(形が悪いと)結局Cランク、規格外品が多くなれば、2割3割の収入減になる」

久保さんは、暑さを和らげるため1日3回の水播きや遮光用のシートを張るなどの対策をしています。しかし・・・。