8月からTSMCの社員とその家族の移住が活発化することを受け、工場建設地の熊本県菊陽町では渋滞対策などに関する会議が開かれました。

TSMCの子会社「JASM(ジャスム)」では、来年末の生産開始に向け、社員とその家族およそ750人が、台湾から熊本に移り住み、このうち3割の人が菊陽町に住む予定です。

会議では懸念されるセミコンテクノパーク周辺の渋滞について、東京エレクトロン九州が2500人を対象に時差出勤を実施したことで、7月下旬の調査ではほとんどの箇所で渋滞が緩和されたことが報告されました。

また、通学路の危険箇所の対策を一元的に管理する新たな組織の設置も明らかになりました。

菊陽町 吉本孝寿町長「TSMC・JASMが来て、いろんなところで交通渋滞が発生するかもしれませんけど、これまで以上に交通安全というのはしっかり対応しないといけない」