歯磨き粉は成分をチェック!

歯ブラシを選んだら、次は歯磨き粉。
裏の成分表を見て、自分の口内環境に合った成分のものを選ぶことが大切です。
≪虫歯≫
フッ素
ハイドロキシアパタイト
≪歯周病≫
IPMP(イソプロピルメチルフェノール)
MAG(グリチルリチン酸モノアンモニウム)
重曹
炭酸カルシウム
≪知覚過敏≫
硝酸カリウム
乳酸アルミニウム
恵俊彰:
フッ素しか頭になかった。
宝田恭子歯科医師:
歯周病に有効な成分や、知覚過敏でちょっと、しみるという方に有効な成分があるので、裏の成分表示を見て入っているかどうかを確かめることが重要です。納得のいく成分の入ったものを歯磨き粉として選ぶのが一番理想的だと思います。
正しい歯の磨き方

宝田医師によると、「毎日歯を磨いていても、磨き残しはある」とのこと。
磨き残ししやすい場所は・・・
歯と歯の間
奥歯
歯と歯茎の間
歯が重なる部分
抜けた歯の周り など

≪磨く際のポイント≫
【1】磨く順番を決める
→忘れずに磨くことができる
左下の奥歯の裏側からスタートし、前歯の裏側、右下の奥歯の裏側と「Uの字」に進む。
端までいったら、歯ブラシを外側に移動させて歯の外側を戻るように「Uの字」に磨く。
その後、かみ合わせと、歯の間をケアする(上側も同様に磨く)
【2】歯を磨いた後、舌で歯を触って確かめる
→ヌメリは磨き残し
【3】歯ブラシの角度は45°
→歯と歯肉の間を磨く
宝田恭子歯科医師:
ペングリップといって、歯ブラシを鉛筆を持つように握って、1本ずつ、細かく10往復させます。犬歯や前歯のあたりは、歯ブラシを立ててかき出します。
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」と心の中で数えて磨いて、その後舌で自分のやった後を触ると本当にぬめり感がなく、ツルッとした感触があるので、歯磨きはやめられない。
これさえやれば綺麗になるんだって分かれば、またやりたくなっちゃうのが歯ブラシです。
磨けたかどうかをチェックしてもらうのに歯医者さんという存在があるので、そこで歯科医師や歯科衛生士に確認してもらう。それが健診ですよね。
コメンテーター トラウデン直美:
私は結構磨くのが好きで、1本ずつやって、最後ちゃんと舌で確認してます。私、今まで1本も虫歯ができたことないです。