夏休み中の子どもたちに志津川湾の豊かな自然について学んでもらうツアーが8月3日から、宮城県南三陸町で始まりました。
南三陸・海のビジターセンターに集まったのは、県内の小学5年生と6年生あわせて22人です。講師からラムサール条約に登録された志津川湾のさまざまな生物についてスライドで学びました。そして、近くの海岸へと向かった子どもたちは、穏やかに広がる磯で網とバケツを手に生息するフグやウミウシなどを夢中になって探しました。

参加した子ども:
「アゴハゼのでかいの」
「この親からきっと子どもたちがいっぱい生まれたんじゃないかな」
(志津川湾は)とてもきれいで海の水が透明できれいだと思います。もっときれいに水が透明になったりゴミがこれまでどおりないといいと思う」

このツアーは日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環で行われているものです。子どもたちは4日までの2日間、漁師から町特産のタコについて説明を受けるなどして海の大切さを学びます。