仙台市立の小学校で、担任が1学級、児童35人分の健康診断の記録が記載された帳簿を紛失していたことが分かりました。

仙台市教育委員会によりますと、7月11日、宮城野区内の市立小学校で6年生の担任をしている教諭が、児童の体格と机や椅子のサイズが合っているか確認する目的で、自分の学級の児童35人分の健康診断記録をまとめた帳簿を養護教諭から借り、教室に持っていきました。7月24日になっても返却がないことから、養護教諭が担任に確認したところ、帳簿がないことに気付き、紛失したことが分かりました。
帳簿には、児童の氏名や身長・体重、視力や歯科検査の結果などが記載されています。今のところ、情報の外部への流出は確認されていないということですが、帳簿は現在も見つかっていません。学校は児童の保護者に電話で紛失の経緯を説明し、謝罪したということです。
市教委は、全ての市立学校と幼稚園に対し、個人情報の管理を徹底するよう通知を出すことにしています。