新潟県長岡市で2日に開幕した長岡まつり大花火大会。鎮魂と平和への祈りが込められた大輪の花が夜空に咲きました。主催者発表によると、1日目となった2日の有料観客数は15万5000人だったということです。
4年ぶりの“フル開催”となった長岡花火。会場は去年から有料席のみとなりましたが、今年はアルコール類を含む飲食物の販売が再開されました。

午後7時20分、1945年(昭和20年)の長岡空襲で亡くなった人の慰霊と平和への祈りが込められた尺玉(10号)3発が静かに打ちあがり長岡大花火がスタート。色とりどりの花火が、長岡の夜空を彩りました。

午後8時15分頃には、2004年の中越地震からの復興を祈願した花火「フェニックス2023」が打ちあがると、会場は多くの歓声に包まれました。

また、長岡を代表する花火「正三尺玉」や「天地人花火」、「尺玉100連発」など色鮮やかな花火が長岡の夜空を染め上げました。
長岡市や長岡花火財団によりますと初日となった2日の有料観客数は15万5000人で、去年よりも5000人増えたということです。
長岡まつり大花火は3日も午後7時20分からの打ち上げを予定しています。
