西アフリカ・ニジェールで起きた軍によるクーデターをめぐり、隣国マリとブルキナファソの軍事政権が支持を表明し、周辺国によるニジェールへの軍事介入は自らへの「宣戦布告とみなす」と警告しました。
ニジェールでクーデターが起きてから1週間余りが経つ中、ロイター通信などによりますと、隣国のマリとブルキナファソの軍事政権は周辺国によるニジェールへの軍事介入は自らへの「宣戦布告とみなす」と警告しました。
ニジェールのバズム大統領の即時釈放と復職を要求しているECOWAS=西アフリカ諸国経済共同体が、先月30日に行った首脳会議で軍事介入の可能性もあるとの考えを示したことへの反応とみられています。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、マリ軍事政権幹部は国営テレビで行った演説で、ECOSWAS加盟の近隣諸国による軍事介入は「地域を不安定化させる可能性があり、悲惨な結果をもたらすだろう」と発言したということです。
2021年に国軍によるクーデターで軍事政権が樹立した西アフリカ・ギニアも暫定大統領府が声明を発表し、ECOWASに対して「立場を再考する」よう要請。
西アフリカ諸国をめぐっては、クーデター後のマリやブルキナファソにロシアが急接近したことから、今後の動向次第でニジェールを舞台に欧米とロシアの緊張がさらに高まる可能性もあります。
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