8月になっても厳しい暑さはとどまる気配がありません。

星野誠気象予報士:
「昼過ぎの仙台市内、日差しが強いですね。信号を歩く人たちも、日傘を差している人の姿が目立ちます」

2日の宮城県内は高気圧に覆われて強い日差しが照り付けました。

最高気温は最も高い丸森で35.7度など、3か所で35度以上の猛暑日となったほか、全ての地点で30度以上となりました。仙台は猛暑日一歩手前の34.9度まで上がり、10日連続の真夏日となっています。

街の人:
「東北ってそんなに暑くないのにびっくりですね」

「(エアコンなどの)電気代が心配ですね、どうなるかなって今月」

消防によりますと午後5時現在、県内では26人が熱中症とみられる症状を訴え、そのうち、岩沼市の80代の男性が重症だということです。

また、この暑さで午後は大気の状態が不安定になり、所々でにわか雨や雷雨となっています。

丸森町筆甫では1時間12ミリのやや強い雨を観測しました。大崎市田尻では雨はすぐにやんで虹が見られましたが、県内は午後9時頃まで急な強い雨や落雷に注意が必要です。