県内ダムの平均貯水率 5割切る

福島県内のダムの貯水率を見ていきます。平均で46.2%と5割を切る状況で、平年の7割ほどに、とどまっています。県の担当者は「このままでは、農業用水が供給できなくなる恐れがある」と指摘しています。

最も少ないのは、新地町の鴻の巣ダムで18.5%。次いで、南相馬市の横川ダムが27.5%です。また、先ほどお伝えした羽鳥ダムのほか、西郷ダムでも3割台となっていて、特に相双地方や県南で、水が足りない状況が目立っています。

記録的な暑さの中、雨が降るのを待つしかない苦しい日々が続いています。