台湾で来年1月に総統選が行われます。中国との関係が大きな争点となるなか、与野党の候補が日本で“選挙戦”を繰り広げています。背景には何があるのでしょうか。
おととい来日した、台湾最大野党「国民党」の侯友宜氏。
台湾国民党 侯友宜氏
「(Q.今回の訪日の目的は)…」
台北市のとなり、新北市の市長で、来年1月の総統選に“中国との関係改善を重視する”国民党から立候補する予定です。
まず向かったのは、都内の台湾出身者たちの交流の場「媽祖廟」でした。
さらに。
記者
「多くの台湾メディアが集まっています。注目度の高さがうかがえます」
きのうは自民党本部を訪問し、麻生副総裁ら幹部とも会談しました。
台湾国民党 侯友宜氏
「自民党を訪れた最も重要な理由は、台湾海峡の安定を願っているからです」
「Q.会談の感想は」
「Q.会談の成果は」
一方、与党「民進党」から立候補予定の頼清徳氏。先月、日本での後援会の結成大会が開かれました。
出席した民進党の元主席は…。
卓栄泰 元民進党主席
「この地域(インド太平洋地域)の平和のために、日本とほかの国と一緒に責任を持って頑張ります」
6月には「第三極」といわれる「民衆党」の候補予定者も来日するなど、与野党の陣営がまさに日本を舞台に“選挙戦”を繰り広げる形となっています。背景には何があるのでしょうか。
大東文化大学 野嶋 剛 教授
「(米国・日本などの)関係国からどう見られているのか、信頼されているのか、信頼されていないのか。そういうところを選挙民は投票にあたっての判断材料にする」
専門家は、“海外での活動が候補者の評価に繋がる”と指摘します。
海外に住む有権者は、台湾に「帰郷」して投票することが憲法で定められていますが…。
日本に住む台湾の人
「(Q.総統選の時は台湾に戻りますか)今は一番好きな候補者がいないので、これからの様子をみて台湾に戻るか決めたい。(Q.日本にいる知り合いで戻って投票する人はいますか)何人も帰りたいと言っていました」
大東文化大学 野嶋 剛 教授
「海外に暮らしている台湾の人々へのアピールも、欠かせない選挙運動の一つです。できるだけ海外票の掘り起こしを進めたい思惑もある」
接戦が予想される総統選。海外を舞台にした熾烈な争いが早くも始まっています。
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