長野労働局によりますと、長野県内の6月の有効求人倍率は1.44倍で、前の月を0.03ポイント下回り、3か月連続で低下しました。

有効求人倍率は1.6倍だった2022年11月を境に、緩やかに低下しています。

求人数は、世界経済の減速などの影響を受ける製造業で減少、そのほかの産業でも求人が増加した前年からの反動減が目立ちました。

一方で、依然として人手不足感は強いとして、労働局は「堅調に推移している」との雇用情勢判断を据え置き、引き続き「物価上昇などが雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。