ここからは取材した児童たちが実際に体験した恐怖の体験談を紹介します。


③白い女


青森市内の小学校に通う小学校6年生の女子児童の体験談。
それは2022年の夏休み。当時小学校5年生だったという体験者は、夏休みの期間中は放課後児童会に通っていました。その時に手洗い場の窓に突如として現れたのが白い女だったと言います。白い服をまとった髪が長く背の高いその女性に目はなかったようです。彼女の前に現れるのは一瞬だけだったということですが、白い女は立て続けに何日間か手洗い場の窓の前に立つような形で体験者の前に姿を現したのだとか。

体験者によると特段不幸なことは起きなかったということでしたが、明らかに自分の髪の毛ではない異様に長い髪の毛が近くに落ちていたことはあったようで、気味が悪くなった体験者は「早くいなくなってほしい」と夏休み期間中に願っていたという。その願いが叶ったのか、白い女は6年生になってからは見なくなったとのこと。今でも不思議で不気味な体験だったということで今回の聞き込み取材で教えてくれた。


④海上を行進する兵隊


青森市内の小学校に通う小学校6年生の男子児童の体験談。
県内の海浜公園で体験した話で、夜の砂浜の近くにいたときに海の上に白い影が見えという体験者。目を凝らしてみたところ、そこにいたのは、まるで音楽に合わせるかのように一定のリズムで足踏みをして行進してくる白い兵隊だったと言います。怖くなりその場から真っ直ぐに家に帰ったという体験者ですが、白い兵隊を見てから特段不幸なことなどは起きていないという。