2011年のサッカー・ワールドカップで活躍した元なでしこジャパンの川澄奈穂美選手(37歳)が、『アルビレックス新潟レディース』で8月1日に入団会見を開き、幼馴染の選手の存在が「新潟への移籍の決め手だった」と明かしました。
明るいショートヘアーで会見場に現れた元なでしこジャパンの川澄奈穂美選手。

【川澄奈穂美選手】
「アルビレックスはとても勢いがあるチームで、何かエッセンスが加われば上位に食い込めると感じていました。自分自身がそのエッセンスになれるようにしたい」

川澄選手は2011年のワールドカップ優勝時のメンバーで、準決勝では2得点の活躍をしています。
新潟への移籍を決めた一つのきっかけは、同じく2011年のワールドカップ優勝メンバーで幼馴染でもある上尾野辺めぐみ選手の存在でした。
上尾野辺選手のSNSには、川澄選手の新加入を伝える投稿に対して「どれくらい来てほしいと聞かれたので地球3個分と伝えたら来てくれました。ようこそ~」と記してあります。

【川澄奈穂美選手】
「あの上尾野辺が“地球3個分”来てほしいと思うなんて、よっぽどのことだと思ったので決断しました。同じチームになるのは4チーム目なんですけど、切っても切れないしぶとい縁を、試合中でもパスを繋いでゴールに繋いでいけたらなと思います」

昨シーズンは4勝4分け12敗で11チーム中10位と結果を残せなかった「アルビレックス新潟レディース」でしたが、新チームでは世界一を知る選手が2人も揃い、川澄選手の攻撃的エッセンスにも期待がかかりそうです。

【川澄奈穂美選手】
「新潟にタイトルを!というのは自分自身の目標としてやってきたい」

アルビレックス新潟レディースの初戦は、8月27日のWEリーグカップでの「ちふれASエルフェン埼玉」となっています。

新チームで「新潟にタイトルを!」是非実現してほしいですね。