核兵器廃絶を目指し活動する高校生平和大使に、長崎県内からことしは6人が選ばれました。

1998年から公募が始まり核廃絶を求める署名を集めてスイスのジュネーブにある国連欧州本部に届けるなどの活動をしてきた高校生平和大使。
第25代の大使として、県内からは6人が選ばれました。

今回は、およそ60人の応募から選ばれたメンバーのうち2人が被爆4世です。
鎮西学院高校 浜田 雅さん(被爆4世)「伝えていく人たちが減っていってしまうと、いつか長崎・広島で起きてしまった出来事っていうのを知らない人が増えていってしまって、いずれなかったことになるんじゃないかなと思ったので」
長崎西高校 宮崎 優花さん(被爆4世)「ウクライナの問題で核兵器を日本持つべきではないかという意見も出ていると思うんですけど、そういう意見を持つ人ができるだけ少なくなってほしい」
ことしは新型コロナで中止していた海外での活動を3年ぶりに復活させる予定で、8月には国連欧州本部に署名を届ける予定です。