教材としての役目を終え、学校の理科室に保管されていた標本の展示会が宇城市で始まりました。

熊本県博物館ネットワークセンターで始まったのは、「よみがえる学校の標本たち、熊本県内の理科室から」です。

これはかつて小学校や高校の理科室にあった標本などを集めた企画展で、会場には動物の剥製や植物などおよそ350点が展示されています。

熊本県博物館ネットワークセンター 中薗洋行さん「一番はトキの剥製が中心になると思います。理科室には貴重な資料が残っている典型的な例です」

標本は当時の高校生がクラブ活動などで集めたものも多く、今では絶滅危惧種に指定されている植物や100年以上前の昆虫の標本など貴重な資料が揃っています。

展示は10月1日までです。