土砂災害と水害で避難すべき場所が変わることもあるので、2~3か所は決めておくといいでしょう。また、非常時にどんなものを持っていくか事前に考えておくことも大事です。「マイ・タイムライン」には持ち出し品のリストもあるのでチェックしながら準備するのがおすすめです。

続いては避難経路や所要時間の確認。
実際に自分で避難所まで歩いてみて、所要時間や道の特徴などを知っておくことが大切です。避難するときは、土砂災害や家屋の倒壊の危険性がある場所は避けましょう。また、大雨の際はアンダーパスを通るルートを避けるようにしてください。

マイ・タイムラインはこれで完成です。

【新潟県 河川管理課 星野光さん】
「豪雨時には市町村は河川や気象情報を参考にして避難情報を出しますので、その情報に注意してください」

いつ避難するのかは、自治体が発令する避難情報をチェックしてください。
避難時はマイ・タイムラインを活用し早めに行動するようにしましょう。

【BSN吉田理彩アナウンサー】
「災害が発生すると慌ててしまって、何をしたらいいかってわからないと思うけど、このマイタイムラインがあることで安心できますね」

【新潟県 河川管理課 星野光さん】
「市町村や気象台が発表情報を待つのではなくて、普段から雨の降り方が違うなと思ったら自ら避難するなどして命を守ってください」

マイ・タイムラインは記入式シートがありますので、各自治体のホームページなどをチェックしてみてください。

また避難する際の合言葉は「逃げ遅れゼロ」。逃げる際は、近所の人にも声をかけて一緒に逃げるようにしてください。