今年の高校生平和大使に選ばれた大分県立情報科学高校の小松杏さんが「平和に向けて少しでも力になりたい」と活動への意欲を報告しました。

高校生平和大使は核兵器の廃絶や世界平和を訴えるため、1998年から高校生1万人分の署名を国連に届ける活動を行っています。

全国から22人が選ばれた今年の大使の1人となった県立情報科学高校2年の小松杏さんが31日、県教育長に活動への参加を報告しました。小松さんはウクライナでの戦争をきっかけに平和への思いを強くしたと大使への意欲を語りました。

(第26代高校生平和大使・小松杏さん)「平和大使の活動をすることで何か少しでも力になれるのではないかと思ったので、どれだけの人が核兵器廃絶に向けて思っているかをしっかり伝えていきたいと思う」

小松さんら平和大使は8月19日から4年ぶりに国連の欧州本部を訪れ、英語でのスピーチなどを通じて平和の実現を目指します。