若手芸術家を育成する雪梁舎フィレンツェ賞の表彰式が新潟市で行われました。
新潟市西区の雪梁舎美術館が主催するフィレンツェ賞展は、日本の若手芸術家を育成するため行われているもので、今回で25回目です。
全国の若き芸術家による163点の応募の中から今年の大賞に選ばれたのは、神奈川県の横田宙八さん(33)の作品「追憶の街」です。

足早に歩いていく人たちの中で寄り添って歩いている家族の姿が父親となった自分と重なったそうです。大賞を受賞した横田さんは渡航費の支援などを受けながらイタリアのフィレンツェで3か月間創作活動ができます。

【横田宙八さん(33)】
「暗めな風景なんですが、その中でも強い光が照らして明るい未来に繋がっていければなと思い描きました」
入選作品は9月10日まで、雪梁舎美術館で展示されています。
