30日は、土用の丑の日となっていますが、宮崎県産の「宮崎うなぎ」が新たに県の水産物ブランドの認証を受け、関係者が知事にPRしました。
28日は、県シラスウナギ協議会と県養鰻漁業協同組合の関係者が県庁を訪れ、県産のウナギが新たに県の水産物ブランドとして認証を受けたことを報告しました。
県内でのウナギの養殖は、出荷後に池を天日干しして消毒するなど「宮崎方式」と呼ばれる方法で行われ、高い生産性と高品質なウナギの生産が可能になっています。
この宮崎方式で一貫した飼育管理の下に育てられ、200グラム以上などの基準を満たした養殖ウナギが「宮崎うなぎ」としてブランド化しました。
土用の丑の日を前にさっそくウナギを試食した河野知事は・・・
(宮崎県 河野知事)「おいしいです」
(宮崎県シラスウナギ協議会 高木政利会長)
「宮崎の鰻が初めてブランド化されて、宮崎のうなぎを美味しいですよということをPRして、今から一生懸命努力しております。夏バテ防止にやっぱり鰻を食べてもらって乗り切ってもらいたいと思います」
県によりますと、去年の県内のウナギ生産量は3574トンで、全国3位となっています。
【参考】
宮崎県の水産物ブランドは、2003年に創設され、「宮崎カンパチ」「北浦灘アジ」「門川金鱧」などが宮崎を代表する魚のブランドとして認証されています。

今回の「宮崎うなぎ」が10品目目のブランドとなります。