28日正午前、宮城県加美町の店舗兼住宅を全焼する火事がありました。この火事で消火活動にあたっていた40代の消防隊員が熱中症の症状を訴え病院に運ばれました。
きょう午前11時50分頃、加美町城生にある設備会社の店舗兼住宅で「2階から炎と煙が見える」と通報がありました。消防がポンプ車など10台を出し火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、二階建ての建物1棟およそ180平方メートルが焼けました。

近所の人:
「燃え始まったらもうバチバチバチと凄かったあっという間に(燃え広がった)真っ黒い煙が凄かった」

火事でけが人はいませんでしたが、40代の男性消防隊員が、消火活動中に歩くのが難しい状態になり病院に運ばれました。熱中症と見られていますが、症状は軽いということです。警察と消防が火が出た原因を調べています。