宮城県内は28日、4か所で猛暑日となり、2年ぶりとなる熱中症警戒アラートが発表されました。こうした中、亘理町の海水浴場には多くの家族連れなどが訪れ賑わいました。

真夏の日差しが照りつける亘理町の荒浜海水浴場は、絶好の海水浴日和となり、夏休み中の子どもたちは浮き輪を使って海で泳いだり、海辺の砂を掘ったりして思い思いの夏を満喫していました。

県内の最高気温は、登米市米山で観測史上最高となる36.4度、白石と大衡で35.7度など4か所で35度を超える猛暑日となりました。

環境省と気象庁は、熱中症の危険性が極めて高いと予想されることから、宮城県に熱中症警戒アラートを発表しました。県内への発表は、およそ2年ぶりです。

消防によりますと午後5時現在、41人が熱中症の症状で搬送されました。

海水浴の子どもたち:
「波がいっぱい来て楽しかったです」
「思いっきりボーンと(波に)さらわれました」

「(Q どのくらい掘る予定ですか?)残り2メートルくらい掘る予定です。波に体当たり(するの)が楽しいですね」
「波で遊んだり砂浜で貝を集めたりしました。(夏休みは)友達と楽しく遊びたいと思います」

東日本大震災と新型コロナの影響で長期休止してきた荒浜海水浴場は、去年12年ぶりに再開しました。今年は、7月14日に県内で最も早くオープンしていて、8月13日まで開設されます。