試乗させてもらうと…

(大石アンカーマン)
「人生初体験、電動キックボード。どうですか社長?」

(フヂイエンヂニアリング 藤井充 社長)
「ばっちり乗れてますよ。このまま20キロ近くまでは出せます」

(大石アンカーマン)
「今これ時速6キロです」

(フヂイエンヂニアリング 藤井充 社長)
「これが歩行者速度ですね」

(大石アンカーマン)
「続いてはこちらですけども」

(フヂイエンヂニアリング 藤井充 社長)
「これはSunameri(スナメリ)です」

(大石アンカーマン)
「今4キロですけど、4キロでもスピード感ありますね」

こうした電動キックボード、国が規制緩和によって普及を後押ししています。2022年4月、道路交通法を改正し、新しく電動キックボード向けに「特定小型原付」という区分を新設。

2023年7月から最高時速20キロ以下のものについては、16歳以上なら運転免許が不要に。そしてヘルメットの着用は「努力義務」に。つまりかぶらなくても罰せられません。

さらに、最高時速6キロ以下に切り替えれば歩道も走れるんです。

上限速度の時速20キロを出してみると…

(大石アンカーマン)
「結構早い、結構早いぞ。肩で風を切る感じ!早い、早い!」

(大石アンカーマン)
「時速20キロっていうのは思った以上にスピード感ありました」
(フヂイエンヂニアリング 藤井充 社長)
「そうですね」

(大石アンカーマン)
「この20キロで走行してヘルメットをつけなかった場合、どんなリスクがありますか?」
(フヂイエンヂニアリング 藤井充 社長)
「ヘルメットを着けていないと、時速20キロで前が引っかかり前転するような転倒をした場合、頭から先に地面に落ちる可能性が高い。受け身が取れればいいが、頭部挫傷など大きな怪我につながる恐れが」

より身近になった、電動キックボード。しかし規制緩和による急速な普及は危険だと指摘します。